【第10回】ペルソナにブッ刺さるツイートとは

はじめに

前回まででTwitterにおける、  

・Twitter集客の本質、拡散原理
・アカウント設計   についてお話ししました。

今回は『ペルソナに刺すツイート作成方法』について解説します。問い合わせに繋がる核となるテクニックです

本編

ツイートはなぜ必要?

ツイートはTwitter運用の核です。  

今でこそTwitter Blueという課金制度ができ、長文ツイートが流行っています。   しかしかつては皆、いかに140字に濃い内容を詰め込むかというライティングとの戦いでした。そのおかげもあってか私もライティングスキルには一定レベルの自信があります。

特にそう思うようになったのは、やはりお客様の感想。   ”ゆうさんみたいなツイートができるようになりたい”   こんな感想を多くいただけると嬉しいですよね。そして私の添削を繰り返した結果、今では『Twitter経由で月5名入会』することもあります。

Twitterには無限の可能性がありますよね。 さて、少し話がそれましたが、ツイートは本当に強力です。 逆にツイートが弱いとアカウントを見てもらえることも、フォローされることもなく、結果どんどんとモチベーションが下がります。  

ツイートは①話のネタ、②ライティングの2つが肝であり、この2つさえ押さえれば…   『1ツイートで2人入会』   だって現実に起きています。  

だから、 ツイートにはこだわってください。   以降、具体的なポイントで以って解説していきます。

ツイートの型とカテゴリー

今のオススメは   『価値提供ツイート』× 『ツリー型(or長文)』   です。  

かつて、ツイートの型とは  

①情緒的ツイート :マインド系、共感を誘う  
②価値提供ツイート :知識、ノウハウなどの価値がある情報
③ペルソナツイート :ターゲット・ペルソナに刺して自分ごとに捉えさせる(=目に留まりやすくする)  

という3つの型が広く知られていました。またツイートのカテゴリーについては、  

①通常の140字
②自身のツイートに追加してツリー状の長文にする
③Twitter Blueに課金して長文にする(5000字)

といったようなものがあります。少なくとも今自分がしようとしているツイートがどの型・カテゴリーかを理解しておくことは非常に重要です

しかし、今は『情緒的ツイート』によりアカウントがダメになる確率が高まっていることを理解してください。よく考えてみてください。インフルエンサーでもないのに、よく知りもしない仲人の日常、想いを連発されて、あなたは興味を持ちますか?  

きっと持たないはずです。下手にインプレッションの低いツイートを打つと、アルゴリズム的にアカウントの価値が下がり、あなたのツイートが逆に拡散されにくくなってしまうのです。だから全体の1割以下でいいんです。  

なぜ0にしないのか?というと、この婚活界隈に限り、   “仲人の人柄”   というものが非常に重要だからです。 特に、寄りそうことが必要なこの業界で、価値提供あるいは相手にズバズバ刺すツイートだけでは、やはり関心を得にくいのです。

情緒感伝わるツイート、もしくは写真や動画であなたの良さを伝えるということはぜひ継続してください。決してダラダラした日常報告を否定するつもりはないです。ただ、最短で効率を意識するなら、アルゴリズムに則った運用がおすすめです。

ツイート作成の手順

ここから、順を追って説明します。

1)ツイートの型を決める
・共感、価値提供など  

2)話のネタを決める
・実績や経験に紐づく
あなたの強みに紐づくが望ましいですね。  

3)ツイートのカテゴリー決定
・伝えたい内容のボリュームによって140字orツリーを決める  

4)ツイート骨格の作成
4-1)通常の140字の場合
・Max200字ぐらいを意識してダラダラと書いてみる
・本当に伝えたいことが盛り込まれているか確認  

4-2)ツリー型の場合
いきなりツリー型でつくらず、伝えたいことをダラダラと書いてみる  

4-3)長文の場合
・伝えたいことをダラダラ書いてみる  

5)ツイート添削
・キラーワードを先頭にもってきて「」や『』や“”などで強調する これを言われてびくっとなるようなワードじゃないと目に留まりません。 必ずしもびくっとさせる必要はないのですが、伝えたいことは最初の1行で興味づけすることを徹底してください。  

5-1)140字の場合
・色々なテクニックを使って文字数をカットする
①体言止め 例:〜といえば○○です。
→ 〜といえば○○。
②“ですます”を削除 例:それは間違っています。
→それは間違っている。
③ “い”抜き 例:思っていませんか? →思ってませんか?
*ただこれは、日本語能力を疑われるので個人的にはあまり使いません。
 また“ら”抜き言葉はやめた方が良いです。日本語は正しく使いましょう。
④同じような表現の箇所を丸ごとカット 意外と多いです。よく見てください。  

5-2)ツリー型の場合
①起承転結で構成されているか
・問題提起(ここで共感を得ないと読まれない)
・問題を解決できないとどうなるのか
・解決方法
・まとめ
②同じような表現がないか  
*長いと読みにくいです
③感情がこもっているか
*意外とツイートって気持ちが伝わるんです。
④ ツリー状態にするときに、次のリプ欄に進みたくなるような切り方
*例:“具体的な方法はこちら↓”“それは…”など  

5-3)長文ツイートの場合
・5-2)と同じです。最後のツリーにする作業がないだけですね。  

【補足】答えはプロフに… は避けるべし

実は私も昔はやっていました。 そして今も、ある特定のタイミングだけします。 だからNGにはしません。

この誘導の意味は、プロフにアクセスしてプロフのリンクを踏んでもらったり、固定ツイートを見たり次のアクションに無理やり繋げるための方法です。   でもこれって、その先のコンテンツによっぽど魅力がないと、しらけます。

他の方のツイートで見ていて、その答えがしょぼかったりすると「ちっ」ってなってもうプロフにいかなくなりますよね。 そうすると、ツイートにも興味もってもらえなくなるんですよ。   よっぽど奇をてらったことじゃない限り、おすすめしません。

インプレッションの高いツイート

ズバリ、以下の特徴があります。

・上手く“現場の共感”を誘えている
・その仲人さんにしか出せない価値を提供できている
・ターゲットと強みがマッチした発言  

このようなツイートは伸びやすいですね。 あとは拡散のための『アルゴリズム』のハック。   これは必須です。どんな良いツイートも戦術なくして拡散するのは難しい。

それができるのはフォロワー1万人以上の猛者だけ。 彼らは何を言ってもインプが上がります。   やはりこのTwitterというプラットフォームはまだまだ、   “何をいうか”   よりも   “誰がいうか”   なのです。   だから権威性って重要なんですよね。

でもそうはいっても少ないフォロワー数で拡散されるXだからこそ、逆に今はチャンスだと考えています。

あなたが体感した現場を、会員さんの生の声を、もっとツイートに載せて届けてみてください

さいごに

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今回はいかがでしたか?

ツイートって大事なのに、反応を得るように作るのはとっても難しいです。   発信時間によっても結果は変わりますからね…。  婚活者さんも仲人さんも、朝にツイートされているかたはいらっしゃいますが、交流という意味での本格活動は夜に多いです。  

あと、ツイートは1日何回?という質問も受けますが、私はいつも「1日2回」と回答しています。   ただフォロワーさんが少ないときや開始直後は難しいと思うので、1日1ツイートはマストにして、他の方との交流を増やして認知されるようなアクションを促します。  

そうして反応が得られるようになってくると、当然集客につながりますが、インプレッション、エンゲージメント…といったように、数字でも見えます。  

ちなみに、私のTwitterコンサルティングではツイート添削が肝です。 添削をこなすうちに自然とライティングセンスが身につき、あなたの想いが華麗にツイートに乗るようになります。私は“婚活者にウケる表現方法” みたいなウリをしていません。    私がやっているのは、 “あなたの想いを120%婚活者様へ届けるアシスト” です。だから私は積極的に“完全代行”はしないし、仲人としての想いが真に伝わらないような運用は絶対にさせません。  

テクニックだけではインプレッションは上がりません。   皆さんもぜひ、意識してみてください。なお、どれだけ価値提供のツイートができていても、ペルソナツイートが甘ければ集客はできません。でもどうやってつくればいいの?とのお声が多いことから、感想掲載の御礼として、ご用意しております。

ペルソナツイート作成フォーマットがあれば、1秒でツイート作成のスタートラインに立てます。

記事冒頭の動画後半、もしくは記事の最後の方のアナウンスをぜひご検討ください↓

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では、最後までご覧いただきましてありがとうございました。

以上