はじめに
過去から3回に渡って解説してきたTwitter運用のコツですが、今回で一区切りです。今回のテーマは、使わなきゃ損!Twitterの超便利機能 です。
「ん?」ってなった方が多いかと思いますが、いいねやリプライ、引用ツイート、ブックマーク、リストなど…ただ何気なく使用していませんか? もしかすると使っていない…という機能もあるかもしれませんね。
それぞれの機能の本質と、より効果的な使い方を紹介いたします。
本編
機能を使いこなすメリット
結論、Twitter集客に繋げる過程の
・時短
・効率化
これらに尽きます。 そして本質的な使い方を理解していると、例えばリプライ、リツイート、引用ツイートでは相手に正しくリーチできます。
正しくリーチできるときちんと認知されるし、その先の拡散を進めていく上でも、とても重要です。 ブックマークの使い方は、驚くと思います。 では、具体的なポイントで以って解説していきます。
リプライ、リツイート、引用ツイート
これらの機能は、なぜ行うか。
原則は “他者との交流” ですよね。ではなぜ他者と交流するのでしょうか? 杓子定規にいうと、 “あなたの魅力をたくさんの人に届けるため” です。ここがぼやけると、単なるお仲間同士の馴れ合いになります。
語弊なきよう補足しておくと、私は意味のない戯れも大好きです。だって気の置けない友人と話しているようで、心が満たされるからです。決してこれを否定しているわけではなく、“運用の視点”からすると大きな意味はないよね、という考え方をしています。
とはいえ、Twitterは楽しくないと継続できない。だからそんな要素もあっていいと思っています。ということで、運用を意識する場合、今までなんとなく他者を絡んでいた方は、リプライ、リツイート、引用ツイートは使い分けることを意識してみてください。
さて、本題に入ります。 突然ですが、相手への関心を示す方法として有効性を整理すると、どうなるでしょうか? 答えは以下の通りです。
『いいね<リツイート<リプライ<引用ツイート』
* 但し、適切な使い方をしている場合に限ります。
よく見ていただくと、引用ツイートは引用RTではないのです。あくまで引用“ツイート”なんです。 相手の引用をしてちょっとだけ感想を述べる…というのが皆さんがされているほとんどの利用方法ですね。
すなわち、 “相手のツイートを主体としたコメント” にしかなっていないのです。 それ自体は否定しませんが、あくまで引用ツイートは“ツイート”です。 日常アカウント、趣味アカウントならそれでも良いですが、引用ツイートの正しい活用方法はそこじゃないです。
正しくは、“そのツイートに新たな価値を1つ以上追加して、2つのツイートで1つのツイートを生み出す”です。これが元ツイートされた方へ最大級の認知を取れる方法で、あなたに対して尊敬の念すら抱かせる可能性もあります。
一度、意識してみてください。この情報は初出しです。やっている人が少ないので、上手く物にできれば運用スキルが爆上がりされるかと思います。
リスト、ブックマーク
リスト
そもそもリストってご存知ですか?
ご自身でフォロワーさんでも、そうでない方でも、アカウントそのものをカテゴリー分けし、その方だけのツイートを見ることができます。 よく絡む仲人さん、婚活者さん、また業界は違えどTwitter内で仲良くなった方々など、自由に名前をつけて、リストインすることができます。 方法がわからないならググってください。
ただ1点だけ注意点をお伝えしておくと、リストインした時に、インされた方に通知が届くようになっています。 変な名前のリストや、変な目的のリストに入れると醜態をさらしますのでご注意ください。じゃあ使いにくそうだな…と思ったあなたにここで朗報です。 リストにはシークレット機能があります。 リストを作成する画面、また編集する画面でスイッチできるので、忘れずに機能させてからリストインしてくださいね。
ちなみに私は20個以上リストを持っています。 特にやましいことはないですが、全てシークレットにしているので通知は届きません。
ブックマーク
普通に考えると、ブックマークって “他人の良いなと思ったツイート” を保存しますよね。 でも熟練者はもう1つの使い方をしています。 それは、 “自分のツイートをブックマークに貯めていく” です。
え、なんのために?と思いますよね。
・ツイートの再活用
・自己リツイート
が主な目的です。 まず大前提として、Twitterは昔の投稿ほど、どんどん下に行ってしまいます。 2ヶ月も前のツイートなんて、すぐに出てこないですよね。 (※実はコマンドというテクニックはあります。ただこの話をし始めると頭が混乱するのでここでは触れません。)
そんな中、ツイートの再活用とは、自身のツイートをブックマークすることで、自分のオリジナルツイートだけを遡れるようになるんです。 少し手を加えたり(リライト)することでまた使えます。
それでも2ヶ月戻るのは辛いですがね…。しかも、PCサイトから自身のツイートはダウンロードできるので、実はツイート再生だけだとブクマの魅力は少ない。 ここで、自己リツイートです。
ブックマークの解説なので、これは次の章で説明しますね。ちなみにTwitter Blue課金者は、ブックマークをカテゴライズできます。 私は他の方の有益ツイートと自身のツイートを分けているので、非常に快適です。 (Twitter社の回し者ではないです。)
自身のツイートも種類ごとに蓄積しているので、これまたたくさんカテゴリーができてしまいました。 めちゃくちゃ重宝しています。
その他小技
意外とTwitterって機能が多くないんですよね。コマンドについても先ほども触れましたが、私は使うシチュエーションがないです。 だから自己リツイートのことだけ解説しますね。
自己リツイートとは、 “自身のツイートを自分でリツイートする” という行為で、他の方のリツイートをしているとついつい他の方のツイートで埋まってしまうあなたのページ。
自身の商品(ツイート)、特に反応率の高いツイートを上位表示させ、プロフに訪れた人へ『あなたをフォローする有益さ』を伝えたいですよね。
意外と自身のツイートをリツイートってしないものです。 ぜひやってみてください
さいごに
今回はいかがでしたか? 前の3回分と比べると、インパクトに欠ける気がするかもしれませんが、逆に言うと、大前提すぎて、重要な観点にも入らないぐらい、使いこなせて当たり前の機能とお考えください。
本ツイートを含め、4回で以下の観点について色々と語りましたが、Twitter運用は慣れれば慣れるほどに俯瞰できます。
・Twitter集客の本質
・アカウント設計
・ターゲットに刺すツイート
・そして各機能の活用
これらができるようになると、本当に世界が変わります。 周囲の運用状況が手に取るようにわかるようになり、Twitterが楽しくなります。 Twitter集客というと、機械的で婚活者さんの心に寄り添っていないイメージがありますが、そうではないです。
これらを知り、行動に反映するのは “あなたが抱く想いを正しく婚活者さんへ届ける” ためです。 あなたが今後たくさんの成婚を達成していくため、集客は絶対に必須です。 集客を敬遠せず、愚直にぶつかってください。
なお、今回でTwitter運用に関するノウハウの共有は終了です。いかがでしょうか?当方のノウハウの半分程度は盛り込めたので、きっとこれらを実践できれば、かなり集客に繋げられるかと予想します。ただ一方で…
講座の第7回〜10回で、やるべきことの雰囲気はわかった。でもこの膨大な量を自分一人だけで本当にそれだけでやり切れるかが不安。またせっかくやるなら枝葉のテクニックも含め、体系的に運用のプロを目指したい。
という方もいらっしゃるかと予想します。また、もっとノウハウを吸収してより高度な運用者になりたいという方もいらっしゃるかと思います。
そんな方はぜひ当方の「スポットコンサルティング」をご利用ください。X運用だけでなく、あなたの課題を正確に見極めてあなたが何をどのように進めていくべきか、しっかりと道筋を提示させていただきます。
では、最後までご覧いただきましてありがとうございました。
以上